院長コラム 

だいとうレディースクリニック

子宮がん検診
子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。
子宮がん検診といえば通常、子宮頸がん検診のことです。

子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんで、主に扁平上皮がん(皮膚のがんと同じ)です。検査としては簡単に細胞の検査(細胞診)が行えるので、早期発見が非常に多くなっています。パピローマウイルスというイボのウイルスが関係していることが分かっています。二十歳になれば検診を受けてください。

子宮体がんは子宮の奥にできる腺がん(胃がんのようなタイプのがん)で、普通は生理がなくなってからできるがんです。生理不順のある方や五十歳以降で不正出血がある場合は要注意です。見つかりにくいガンですので細胞診だけでなく超音波検査、組織診、子宮ファイバー検査なども行う場合があります。


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