更年期障害の治療 漢方
更年期障害とはホルモン低下による自律神経失調症です。女性ホルモンを用いて生理不順を解消すると症状は治まります。すでに閉経の状態になっている方にはホルモン補充療法をおこないます。 ホルモン療法が不適当な方には漢方療法がおすすめです。
更年期障害によく用いられる漢方薬としては、 桃核承気湯(トウカクジョウキトウ) 体力の充実した、便秘、不眠、興奮など精神神経症状のある方に
桂枝ブク苓丸(ケイシブクリョウガン) 精神症状が少なく便秘も軽度の方に
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン) 体力がなく冷え性で貧血気味の方に
加味逍遥散(カミショウヨウサン) あまり体力のない方で疲れやすく精神神経症状のある方に
温経湯(ウンケイトウ) 生理不順、手足のほてり、唇の乾燥がある方に
温清飲(ウンセイイン) 月経量が多くて、のぼせ、不安、不眠などがある方に
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